第29回日本在宅ケア学会学術集会

第29回日本在宅ケア学会学術集会

ご挨拶

はじめに、2024年1月に発生した能登半島地震で被災した皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地での復興支援やケアに従事しておられるすべての皆様に敬意と感謝を申し上げます。

第29回日本在宅ケア学会学術集会は、2024年8月24日(土)・25日(日)に、鎌倉芸術館にて開催いたします。

人口減少、少子高齢化が進行し、2040年に向けケアの担い手不足の深刻化が予想される一方、「住みたい場所」「暮らしたい場所」で暮らしたいという人々の希望はより顕著なものになっています。

その希望を叶えるためには、「暮らし続けられる場」「暮らしを支えるサポート」「持続可能なケアシステム」が必要であり、新たなモノや場やサービスの創造、サービスや職種間の連携、効果的なケア実践を行うためのエビデンス構築が求められています。併せて、災害により「望む場所で暮らす」ことが困難となった方々をどのように支援していくか、ということも喫緊の課題となっております。

本学術集会においてはこれらに関する多角的な企画を用意するとともに、対面での一般演題発表や交流集会等により参加者間の活発な議論を促し、在宅ケアに関する学術的なトピックスや現場での新たな実践などを含め、「望む場所で暮らす」ことへの支援に関する新たな気づきが得られる機会とすることを目指しています。併せて、一部の企画のオンデマンド配信、および一般演題のポスターのオンライン公開も行いますので、現地に赴くことが難しい方もぜひ参加をご検討いただければと思います。

会場となる鎌倉市は歴史好きならずとも一度は訪れたい、そして一度訪れたら何度も続けて訪れたくなる、新旧の魅力あふれる街です。初日の特別講演では、古刹の僧侶の方にご登壇いただき、鎌倉時代に行われた傷病者へのケアの様相を紐解きますので、講演内で登場した地名を探しながら街歩きをしていただくのも一興かと存じます。いざ鎌倉!

多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。

学術集会長 
永田 智子(慶應義塾大学看護医療学部)